こんにちは。先日、広島県広島市から地元の大阪まで片道340km程の道のりを原付で往復しました。
寄り道や向こうでの移動を考えるとおよそ800kmの長旅をした私ですが、その中で原付で大変だったことやどれぐらいかかるのか、あとは原付で長距離移動するときに大切なことなどを書いていくのでこれからそういう旅をしたい方は是非読んでみてください。
時間はどれぐらいかかるのか?
まず気になることはこれだと思います。
数学で考えると原付の時速制限は30kmなので1時間30kmで340kmあるのでおよそ11時間です。
ですが、原付旅には次の二つのことが考慮されます。
1、信号
まず一つ目は信号です。
原付は下道しか通ることができないので必ず信号に何度も引っかかります。
更に旅にもなるとある程度わかりやすい道路を通らなおいと道に迷うと思って国道を通ったりすると信号に連続で引っかかりなかなか進まないこともあります。
実際に私は広島市から尾道市までの80km程の距離を3時間30分ほどかかりました。
計算上、80kmだと3時間弱で行けるところが40分ほどオーバーしてしまいました。
なので時速計算して走っても信号機があるのでそれ以上にかかると思っていた方がいいです。
2、速度について
二つ目については少しグレーな部分があります。
原付のスピードに関してですが、原則30kmが高通常のルールですが、実際に道路を走っている原付はほとんどが30kmをオーバーしています。
しかも、その状態でパトカーや警察と遭遇しても許されることが多いです。
もちろん、50km,60km出していると捕まることがありますが、30kmから40kmの間だとほとんど捕まることはありません(もちろん違反は違反なので捕まることもあります)。
なので、基本そのスピードで走るつもりで計算するといいと思います。
長距離運転で気をつけること!
長距離運転だからこそ気をつけないといけないことをまとめておくので気になったら読んでください。
1、こまめな休憩がないとお尻が・・・
これは車や自転車でも経験したことがあるかもしれませんが、原付も2,3時間ほど乗っているとお尻がすごく痛くなります。
こればっかりは長距離の運転する際には仕方がないことです。
ギリギリまで我慢せずにこまめに休憩をとりましょう。
2、暑い日差しには要注意!!
これは本当にきつかったです。
原付は風を直接受けるので、あまり暑くはないのですが体は常に日差しに当たっている状態です。
私は朝7時から走り始めて昼過ぎには腕が日差しでヒリヒリしてきました。
半袖で日焼け止めも持っていなかったため大変でした。
必ず日焼け止めは持っておきましょう。(そもそも夏以外に行くのもありです。)
3、虫や強風で目がやられることも・・・
これもバイクならではですね。
私のつけているヘルメットは半ヘル(かぶるだけのやつ)なので、顔が全く守れていません。
そんな中何時間も目に風が当たったりすると目が乾燥して痛くなったり、涙が出てきたりします。
なので、特にこだわりがなければフルフェイスの丈夫なやつにする方がいいと思います。
また、山奥になると小さい虫がたくさん飛んでいる場所もあり、目に当たったり、口を開けていると口に入ってしまうこともあるので(実際に口に入りました)、そうなると焦って運転に集中できず、事故ったりする危険性もあるので本当にフルフェイスの方がおすすめです。
原付の通行禁止ゾーンにも注意!
次はこれです。
長い距離走るとなるとやはり国道などの大きな道を通ることが多いです。
そこで出てくるのがバイパスや高速などの道です。
高速の入り口はわかりやすいのですが、バイパスの入り口はたまにいつの間にか走っていた道路がバイパスに向かっていたということがあります。
実際に何度か入り口直前で気付いて、ギリギリなんとか抜け出せたことがあったため注意が必要です。
違反になると点数も引かれますし、無駄に罰金も払わなければなりません。
なので車の通りが多く周りに歩道や路側帯が全然ない、と思った時は少し標識を探してみるのも良いかもしれません。
最後に
最後になりますが、私は元々旅が大好きです。
だから、今回の旅が終わった時も疲労よりももう一度行きたい!という気持ちの方が強かったです。
皆さんにお伝えしたいのは、バイクにしても何にしても旅には危険が伴うということです。
その危険性を少しでも無くすために書いているので、参考にしていただけると幸いです。
この経験はすごく良い経験なので、皆さんにも味わってほしいです。
是非機会があればやってみてください!