おすすめ

ノンフィクションが好きな人のためのオススメ小説集!あの歴史的事件も…

Advertisements

ノンフィクションが好きな人のためのオススメ小説集!あの歴史的事件も…

今回は、実話を元にした小説をお届けしようと思います。

小説が嫌いな人の理由の一つに「非現実すぎるから」、「リアリティがない」なんていう人もいると思います。

そんな人の心にもグッと刺さるノンフィクション小説を今回は紹介していますのでよかったら、最後まで読んでください。

1リットルの涙 木藤亜也

「脊髄小脳変性症」

医療が発達した現代でさえ未だ治療法がない不治の病。

身体の機能が徐々に失われていき、やがて死に至るという病気を告げられた15歳の夏。

数々の苦難が少女に降りかかる中、唯一の救いは日記を書き続けることだった。

神様は本当にいるのか。

最後まで懸命に生きた少女の言葉が書かれたベストセラー。

この本が実話であると知った瞬間、何も考えられませんでした。作品を読みながらも涙が止まらず、自分の今生きている環境がどれだけ奇跡で、一日一日を大切にしていかなければならないのかが分かりました。

私はこういった病気にはかかったことがないので、同じ感情になることは難しかったはずです。

でもこの作品を読み終えた時、悲しみでも、苦しみでもないなんともいえない息苦しさに出会いました。

今この瞬間を大切に、いつ何が起きるのかは分からない。

わかっていても心の隅っこでいつも隠れているこの気持ちが、人生でとても大切なんだと気づくことができた作品です。

・出版社 幻冬舎文庫

・第1刷発行 2005年2月3日

心にナイフをしのばせて 奥野修司

オウム真理教事件・三億円事件・あさま山荘事件

令和の今でも語り継がれる昭和・平成の悲しい事件。

そんな事件の中でもあまり多くに知られていない事件の一つをもとに書かれた作品。

息子が殺されて、地獄の生活を送る母。それとは反対に犯人は弁護士として社会復帰をしていた。

不公平な社会、変える事のできない過去によって崩壊してしまった家族の苦しみが伝わってくる一冊。

「あいつをメチャメチャにしてやりたい」

復讐をしてしまうと、復讐はたちまち繰り返される、とわかっていてもこの気持ちは必ず生まれてくるはずです。この気持ちを抱きながら生きることは無限の地獄だと思います。

そんな苦しみを直接インタビューで本人からの言葉で表現されたこの作品は、現代に生きていて必ず読んでほしい作品です。

・ページ数 325ページ

・出版社 文藝春秋

・第1刷発行 2009年4月10日

ドラゴン桜 三田紀房・里見蘭

ここまで二つ、少し悲しい作品をお届けしましたが、次は少し面白い話を紹介したいと思います。

最近では、実写ドラマ化もされていますが、バカな学校に通う高校生がとある弁護士先生に出会って、東大を目指す物語です。

とても面白い作品なんですが、実はこの作品は全て実話というわけではありません

こんな勉強法をして東大に合格したというのは実話なんですが、実際にモデルにした学校などはありません。なので、実話をもとに面白くするためにいろんな要素を取り付けた内容です。

現代において、勉強をやらなくてもコミュニケーション能力が高ければどうにかなる風潮があります。実際そういった部分を重視する会社も多いです。

ではなぜ、そんな現代にもなって14年前の勉強を題材にした作品が新しくドラマ化されたのでしょうか。

それは、弁護士の桜木はなぜ勉強をすることにこだわるのか、という部分に注目して読んでいくとおのずと答えが見えてくるはずです。

小説の他にも、漫画もあるのでもしも小説が苦手だという人は漫画もオススメします。

 

・ページ数 253ページ

・出版社 講談社文庫

・第1刷発行 2005年11月1日

女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白 中村淳彦

次の作品はまた少し違ったジャンルでお届けします。

およそ一ヶ月前に発売された本で、今日では毎日ニュースで取り上げられているコロナ貧困と仕事に関する内容です。

今の世界を生きる上でこういった内容の本は少なからず数冊は読むべきだと思います。

社会の情勢や環境の変化に対応することが上手くなるからです。

今は正直自分の好きなことだけをやる、やりたくないことはやらない、といって簡単に生き抜くことができません。

ここに書かれていることは、これから残りの人生をより良い人生にするために必死に生きる女子大生ですが、いつ自分が同じ状況に陥るか分からないと思いながら読むことができます。

そのために今何をするべきか考えれる作品に触れることは人生においてとても重要です。

 

・ページ数 255ページ

・出版社 宝島社

・第1刷発行 2021年5月10日

聖の青春 大﨑善生

最後の作品はこちらです。

重い重病を抱えながらも人生を将棋に捧げる村山聖。

将棋界の最高峰A級に在籍したままの逝去します。名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描いた小説です。

話を聞く限り作り話のように思いますが、こちらもノンフィクション小説です。

第13回新潮学芸賞受賞作でもあり、フィクションではないことに驚きを隠せないほど面白いと思える話です。

主人公の聖は29歳という若さで亡くなりましたが、そこまでの人生を全て将棋に捧げるほど将棋好きでした。

ここまで紹介した作品の記事を読むと実感すると思いますが、本当に人生何が起きるかは分からない。

そんな中で、私もこのように人生を捧げるほどのものを作ってみたいと思いました。

・ページ数 424ページ

・出版社 講談社文庫

・第1刷発行 2002年5月7日

今回オススメした実話をもとにした作品は、少し悲しい作品や、現実を突きつけられる内容のものが多いです。

でもそれが今を生きるということで、現実は甘くないということを伝えていると思います。

気になる作品があれば、読んで見てはいかがでしょうか。

ABOUT ME
小椋 仁
コラムニストとして新聞掲載を目指している物書き・ライター。 現在はスーパーカブで日本一周しながら、あらゆるところで感じたことをコラムとしてインスタに投稿中。 ここでは心理カウンセラーの資格を活かし、心理学の追求、またそのほかの雑学や旅物語を綴っています。
オススメの関連記事