ジェットコースターの歓声で女の「キャー!」しか聞こえない理由とは!?
今回は、どうでもいいが言われたら気になる雑学を紹介していきます。
この内容を見ている方は多分気になったから見ているに違いないです笑
ぜひ最後までご覧ください。
そもそもなぜ女性は「キャー」なのか?
まずそもそも女性はなぜ「キャー」という声を出すのでしょうか。
男性の方なら大体「わー」とか「あー」とか「ゔー」とか?まぁとにかくその辺の声だとは思います。
ですが女性は悲鳴の時でも歓声の時でも決まって「キャー」と叫ぶ方が多いと思います。
これは大昔からの防衛本能によるものであると言われています。
元々大昔は、男性が狩に出て、女性は狩から帰ってくるまでの間子育てをしたり家事をしながら家で待っていました。
その際に、獣や他の対立している民族などに襲われたりする可能性があるわけです。
そんな時により早く、より遠くの方まで聞こえるようにするために「キャー」を使うのです。
この「キャー」という文字は破裂音のため他の音よりも遠くまで聞こえ、さらに唇を閉じる必要もないため(0.何秒の世界)、より早く発することができたのです。
なので昔から女性は「あー」や「お〜」ではなく「キャー」という叫び声を使っていたのです。
ジェットコースターで女性の声しか聞こえない理由
ここからが今回の記事の本題ですが、先の内容を読んで若干わかった方もいるかもしれません。
主な要因は二つあり、まず一つ目は、先ほど言ったように、「キャー」という言葉は破裂音であり他の言葉に比べて遠くにいても聞こえやすいということです。
破裂音とは、「鼻腔と口腔の双方の通気を同時に完全閉鎖するように、喉頭部または声門を閉鎖するか、あるいは口蓋帆を上げて鼻腔内を通る声道を閉鎖した上、口腔内の上下の調音器官を密着させて口腔内の声道も閉鎖することによって、閉鎖位置までの気圧を高め、その閉鎖を開放することによって発生する音」という難しい説明でWikipediaでは書かれていますが、簡単にいうと、
「一度喉から出る声を塞ぎ込んで、溜め込んで一気に音を放出する音」という感じです。
一回小さい声で「キャー」と言ってみてください。
「キャー」という直前は鼻も口も塞がっており呼吸ができない状態になっていると思います。
その塞がった状態でパワーを溜めて一気に放出するので聞こえやすいということです。
そして二つ目は、音の高さです。
声の低さは性別で決まるのではなく、声帯の長さで決まると言われています。
男性ホルモンが多い人は女性ホルモンが多い人に比べて声帯が長いため、結果的に女性の方が平均して声が高い人が多いというわけです。
なので決して女性の声だけが聞こえるのではなく、破裂音である「キャー」、そしてその中でも高い音の「キャー」が遠くの方まで聞こえるというわけです。
だから実際は声の低いおじさんとかも「キャー」と言ってるのかもしれませんがそれは隣に座った人にしか分からないのです。
女性の歓声はなぜ黄色い声と言われるのか
最後に少し違う雑学も…
女性の声って黄色い歓声って表現されますよね。これについてもすこ〜し解説。
日本には声だけでなくいろんなものに色をつけて表現することがあります。
いやーな気持ちの時にはブルーな気持ちと言ったり、情熱的なものには赤を使います。
それと同じようにキャーキャーという言葉は、注意を引く目立つ色に例えるのがピッタリだったからだと言われています(諸説あり)。