雑学

【ヒゲ講座】髭は場所によって漢字が違う!?つい誰かに話したくなる話!

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こんにちは。

今日はつい誰かに話したくなる話ということでテーマは「ヒゲ」です。

日本では意外とヒゲに対するイメージがよくなかったりもしますが、男の人なら一度はかっこよく生やしてみたいと思った方もいるのではないでしょうか。

ちなみに私は今、10cmほどの長さのひげを蓄えています^^

そんな私がヒゲに関する知識を持ってきたので最後まで読んでみてください。

ヒゲの漢字の使い分け

タイトルでも書いた通り、ヒゲには3つの漢字が存在します。

気になった方は検索窓のところに「ヒゲ」と打ってみてください。

すると、「髭・鬚・髯」この3つの漢字が候補に出てきたはずです。この3つ全て、ひげという字なのですが、それぞれの漢字に意味合いがあります。

なので、ここから詳しく書いていこうと思います。

1、髭

この字は一番よく見ると思います。おそらく検索のところにも一倍位最初に出てくると思います。

ヒゲの中でもこの漢字は、「口ヒゲ」つまり鼻の下から唇の上までのことを表しています。

口ひげの代表的な人といえば「ちょびひげ」のチャップリンです

他にも、中国人のステレオタイプである「泥鰌ひげ」であったり、厳めしい「カイゼルひげ」まで、古今東西さまざまなアレンジがなされています。

2、鬚

次に2つ目のヒゲです。

こちらは、「顎ひげ」つまり顎の先端に生じるヒゲとなっております。

私が生やしているのはこの顎ひげですね。

長く伸ばすと仙人や山羊のような風貌となるので「ヤギひげ」などと呼ばれることもあります。単独で伸ばしている方はあまり見かけませんが、口ひげとセットで伸ばすと貫禄が出ていい感じです。

3、髯

最後のヒゲは、あまり見慣れないかもしれませんが、「頬ヒゲ」つまり顔の側面や頬あたりに生えてくるヒゲのことを指します。

髯と言えば、中国大陸における四大伝奇の一つ『三国志演義』で活躍した名将・関羽が「美髯公(びぜんこう)」として有名ですが、立派なひげの中でも殊更に髯(ほおひげ)がすぐれていたためそう呼ばれていたそうです。

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ヒゲの種類

ヒゲの漢字の使い分けについては理解していただけたと思いますが、文の途中に「カイゼルひげ」や「泥鰌ひげ」などのさらに細かく分けられたヒゲの種類があったと思います。

漢字を覚えるついでに色々なヒゲの伸ばし方も知っておくとこれからヒゲを伸ばそうと思っている方はどんなヒゲがいいか、参考になるでしょう。

泥鰌ひげ(どじょうひげ)

こちらは少し読むのが難しいかもしれませんが、どじょう、と言われるとヒゲについても想像しやすいかなと思います。

名前の通り、どじょうのように薄くまばらで長細い口ひげのことを指しています。

カイゼルひげ

次にカイゼルひげです。

ある程度伸ばした口髭を油で固め、毛先を上向きにさせた髭のことを指します。

呼称の由来はドイツ語で皇帝を意味する「カイゼル」で、ドイツ帝国時代の皇帝ヴィルヘルム2世がこの髭を蓄えていたことからそう呼ばれるようになったそうです。

最後に

日本語ではこれらをまとめて「ひげ」と呼ぶことが多いですが、他の言語には口・顎・頬それぞれのひげを表わす言葉はあっても、日本語の「ひげ」に該当する言葉(総称)はないそうです。

「髭」「鬚」「髯」……もし文章で書く機会があったら、ちょっと意識して使い分けてみるのも楽しいものです。


ABOUT ME
小椋 仁
コラムニストとして新聞掲載を目指している物書き・ライター。 現在はスーパーカブで日本一周しながら、あらゆるところで感じたことをコラムとしてインスタに投稿中。 ここでは心理カウンセラーの資格を活かし、心理学の追求、またそのほかの雑学や旅物語を綴っています。
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