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小説初心者に超絶オススメ!簡単に読める面白い小説5選!

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小説初心者におすすめ!!簡単に読める面白い小説5選!

こんにちは。今日は小説が苦手だった私が一年におよそ100冊読むようになるきっかけとなった、活字が苦手な人でも非常に読みやすい小説5選を紹介していきたいと思います。

特徴としては、ストーリーが分かりやすい・面白いといった要素から、短編小説集などの、一気に読まなくても大丈夫なもの・元々ほんのページ数が少ない、といった要素まで考慮して5つの作品を選びました。

よかったら最後まで見ていってください。


レヴォリューション NO.3 金城一紀

一つ目の作品は金城一紀氏のザ・ゾンビーズシリーズの中からです。

オチコボレ男子校に通う主人公たちは3年になったある日、とある作戦に頭を悩ませていた。

それは、近所にあるお嬢様学校の文化祭に潜入してナンパをすること!

この作戦を聞いただけで面白そうと思う方もいるはずです。こんなバカな作戦にも本気で取り組む男子校生ならではの青春が詰まった一作です。

私が中学生の時に初めて友人に勧められて、当初苦手だった小説を一気読みすることの出来た本なのですが、この本を一気読みすることができたのはもう一つあります。

それは、本の薄さです。

読書家の方達には読み足りないと思う方もいるかもしれませんが、初めて読むには手に取りやすい小説です。

なので是非、これから小説を読むのに挑戦しようかなと思う方や、初めて読んだ本がページ数が多く、諦めてしまった方は読んでみてください。

・ページ数 281ページ

・出版社 角川文庫

・第1刷発行 2008年9月25日

レインツリーの国 有川浩

有川浩氏の代表作といえば、図書館戦争シリーズが有名だと思いますが、この作品も忘れてはいけません。

この物語は一冊の本をきっかけに始まります。

かつて読んだ、忘れられない小説の感想を検索した伸行は「レインツリーの国」というブログを見つけます。

管理人の名前は「ひとみ」。

思わず送ったメールに返事があり、そこからネット上で二人のやりとりが始まります。

心の通ったやりとりを重ねるうちに、伸行はどうしても管理人「ひとみ」に会いたいと思うようになっていきます。

しかし、彼女にはどうしても会えない理由があったのです。

一通の連絡から始まる、不器用で真っ直ぐな二人の、心温まる珠玉の恋愛小説

このどうしても会えない理由、すごく気になりますよね。この理由を知らずに読み進めていくのと、理由を知ってから、読むのとでは、言葉一つ一つの重みや感じ方がすごく変わってきます。

なので2回、3回読みまわすことのできて、続きが気になってどんどん進んでいくことのできる感動小説です。

・ページ数 238ページ

・出版社 角川文庫

・第1刷発行 2015年9月25日

ライヴ 山田悠介

アクション系の映画が好きだったりする人はおそらく好きだと思います。

感染したら死に至る奇病「ドゥーム・ウイルス」

日本にそれが蔓延する中、あるはずのない特効薬が貰えるという噂がネットに流れる。

感染した家族や知り合いを助けるために、疑心暗鬼の中集合場所に赴くが、特効薬をもらうにはトライアスロンを完走しなければならないということに!

スタート地点からライヴ放送で始まる地獄のトライアスロンに立ち向かう人たちは愛する者を守るために、挑戦する!!という内容です。

さまざまなトラップや過酷なミッションを無事にクリアしていくために奮闘する姿がとてもかっこいいです。

現実にはあり得ないと分かっていながら、自分もその世界に入り込むこができて非常に面白い一冊です。

・ページ数 313ページ

・出版社 角川文庫

・第1刷発行 2014年6月25日

小説、ここは今から倫理です。 ひずき優

倫理という言葉はご存知ですか。

倫理とは、「社会慣習として成立している行動模範・人として正しい行動」のことを言います。

学校では教えてくれない倫理というのを学校を舞台に教師が噛み砕いて教えてくれるという小説です。

今までの説明を聞くと難しそうで、小説初心者には向いていないと思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。

私が思うに、小説が苦手な人こそ、読みやすく、次の小説にも手を伸ばしたくなるような一冊だと思います。

・ページ数 235ページ

・出版社 集英社文庫

・第1刷発行 2020年12月25日

夫のちんぽが入らない こだま

最後に紹介するのはこの作品です。

この小説は題名も中身もものすごく話題になりました。

タイトルの通り、夫のあれが入らないわけなんですが、この本ではそのアダルトな要素を用いて、「普通」という呪いに苦しみ続けた一人の女性の物語を描いています。

もちろんフィクションなのですが、とても現実味のある表現や文章の構成でできており素晴らしい作品だと思います。

初心者におすすめする理由としては、リアリティがある部分です。やはり自分の生きている世界線と近いと親近感が湧いて、とても読みやすいと思います。

なので是非、迷っていたらこの作品を読んでほしいです。

・ページ数 249ページ

・出版社 講談社文庫

・第1刷発行 2018年9月14日




ABOUT ME
小椋 仁
コラムニストとして新聞掲載を目指している物書き・ライター。 現在はスーパーカブで日本一周しながら、あらゆるところで感じたことをコラムとしてインスタに投稿中。 ここでは心理カウンセラーの資格を活かし、心理学の追求、またそのほかの雑学や旅物語を綴っています。
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