面白い人になりたい!そんな人にオススメの読んで面白くなれる新書集!
ここでは面白い人になりたいと思っているたくさんの人に読んで欲しい新書たちを紹介していきたいと思います。
ちなみに余談ですが、新書ってなんだろう、と思う人いませんか?
新書とはズバリ本のサイズを表しています。小説より少し細長く上の写真のような本です。
新しいという言葉が入っているので、最近でた新しい本なのかなと思ったりする方も多くいると思いますが、これを読んだ皆さん、明日から是非この豆知識を使ってください。
ということで少し話は逸れましたが、本日のオススメの新書をご覧ください。
必笑小咄のテクニック 米原万里
ー短くて人を笑わせる話ー
単にネタを暗記するのではなく、笑いの構造を理解すれば、臨機応変、自由自在にユーモアのある小咄ができるようになるという題材の一冊です。
笑いにもいろんな笑いがあり、それぞれ適した場面、得意な笑いがあることを学び、実践することができる本です。
同じセリフでもタイミング一つで大爆笑をとれたり、言葉一つ、文字一つで伝わり方が変わってくるのを例え話にして分かりやすく説明しているのでとても勉強になります。
特に第6章の「神様は三がお好き」の章がとてもユーモアがある話が多く読んでて自然と笑いが込み上げてきました。
読み応えがある本なので時間があったら手に取ってください。
・ページ数 205ページ
・出版社 集英社新書
・第1刷発行 2005年12月21日
「おもしろい人」の会話の公式 吉田照幸
「あまちゃん」、「サラリーマンNEO」などの監督を務める吉田照幸監督が、話す時における秘伝のコツが満載です。
「面白い人は盛り上がっている会話には入らない」
「YES、NOで返答しない」
などのコツから、
仕事、デート、プライベートといったシーン別での会話もあるので明日からでも実践できる技がたくさん書かれています。
「自分はおもしろくない……」
と一度でもがっかりしたことのあるあなたに
という冒頭文を読んで、
実際私はそう思っていた一人なので買いましたが、話自体を変えるのではなく、話し方だったり、その場の雰囲気作りから大事なのだなと気付きました。
あと、これは他の作品もそうなんですが、今回紹介する5冊はどれも200ページ前後と内容が濃い割に、本自体が薄くて読みやすいです。だから、気になった本は手に取ってみてください。
・ページ数 224ページ
・出版社 SBクリエイティブ
・第1刷発行 2015年2月15日
すべらない敬語 梶原しげる
3作品目は、会話の中でも敬語を取り上げて細かく解説されている本です。
「あの人の敬語はなぜムカつくのか」
という疑問に対してしゃべりのプロであるアナウンサーの梶原しげる氏が分かりやすく教えてくれます。
今の時代敬語が使えないと上司や取引先の相手から失礼だと言われ仕事が回されなかったりするかもしれません。
そんな時に必要なのは、「正しい敬語」を身につけることなのか。
この本では、敬語を正しく使いこなす知恵やあえて敬語を使わない知恵を身につけることができます。
私も読むまでは目上の人に対してずっと正しい敬語で話していましたが、これを読んでからタイミングを見計らって敬語を外したりして、今までなかった会話が上司とできたり、より良い関係になったと思います。
会社などで上司や先輩といい関係になりたい人には是非読んでほしい作品です。
・ページ数 201ページ
・出版社 新潮新書
・第1刷発行 2008年1月20日
面白いほど雑談が弾む101のテクニック 神岡真司
この本を読み終えた感想としては、他の本は周りの人に面白いと思ってもらうための方法が多いのですが、この本では自分自身が会話していて楽しくなる、面白くなる、内容が多いなと感じました。
コミュニケーションをとることが自分にとって苦にならなくなる、話していて楽しくなれる、そんなトーク術を知ることができる一冊でした。
なので、この本はコミュニケーションが苦手で出来るだけ周りの人たちとの会話を避けたり、休みの日は友人とお出かけよりも一人でのんびりしたい人など、人付き合いが億劫になっている人にオススメしたい本です。
著者の神岡真司氏の『思い通りに人をあやつる101の心理テクニック』という新書もオススメなので、よかったら読んでみてください。
・ページ数 232ページ
・出版社 フォレスト出版
・第1刷発行 2014年3月8日
納得させる話力 土田晃之
最後は、テレビ番組で力強い存在感を出す、しゃべりのプロでもある芸能人の土田晃之さんが書いた一冊です。
この本は今までの面白くなる感じとは少し違い、もっと基礎の部分である、話し方やプレゼン能力といった対話に関してのテクニックが200ページ余りに書かれています。
読んでいて面白いなと思った場所は、実際の一般人からの会話に関する質問や相談を土田氏本人が余すことなく答えているラジオのような感じで進行していくことです。
その中でも、「嫌われない怒られ方」といった先輩から後輩に対する話し方も、「プレゼン上手に見せるには」や「モテる話し方」といった誰にとっても知りたい内容があり、とてもサクサク読み終えることができるのでオススメの一冊です。
・ページ数 237ページ
・出版社 双葉文庫
・第1刷発行 2017年3月19日