オススメエッセイ第二弾!意外と知られていない!?読み応え満点のエッセイ集!!
オススメエッセイ第二弾!ということで、よかったら第一弾も書いていますので、そちらも読んでみてください。
今回紹介するのは、有名で面白いのに、あんまり知られていないエッセイを紹介していますので、最後まで読んでいただくと嬉しいです。

イルカも泳ぐわい。 Aマッソ 加納愛子
まず一つ目は、2020年の女性お笑い芸人のチャンピオンを決める「the W」で決勝進出したことで最近ではさまざまなテレビ番組に引っ張りだこのAマッソ加納が書いた一冊です。
私が、初めてこの人を見たのが、youtubeなんですけど、めちゃくちゃ面白いのでよかったら、youtubeも見てほしいです。
その中でこの本が出てきたことをきっかけで読むことになったのですが、このAマッソというコンビは、とても新しくて、あまり見たことのないジャンルのネタをやっていて、その独特さ、であったり、面白さがこの本の中にたくさん表現されていて、読みながらニヤニヤしてしまったり、声に出して笑ったりしてしまうほどでした。
気になった方がいましたら、本を買ってもいいですし、youtubeやテレビなどでも見ていただきたいです。
・ページ数 187ページ
・出版社 筑摩書房
・第1刷発行 2020年11月20日
目を合わせるということ BiSH モモコグミカンパニー
音楽界に新たな風を吹き回している女性アイドルグループ「BiSH」のメンバーから文才にとても評判がある一人のエッセイです。
今の時代では、一般の方が興味を持つ内容の一つで、撮影の裏側、だったり、ドキュメンタリー系が好かれる傾向にあります。
アイドルとしてのそういった映画にも出演した経験のある人が、自分が今までアイドルとしてどうあったか、周りとの関係性がどうか、楽しくかっこよく、歌って、踊っている姿の裏側を書いている作品です。
この本の魅力的な部分は言葉の一つ一つに綺麗さよりも真実を込めた言い回しをしていて、人間味が感じられます。
このエッセイはコロナ前に書かれているものなので、是非コロナの中でのアイドルというのを題材にして、新しい作品を書いてほしいです。
と思っていたら!なんと去年の12月の中旬に新作を出しました!
これも面白い!
今年中に必ず読むべき一冊です。
・ページ数 207ページ
・出版社 SHINKO MUSIC ENTERTAIMENT CO.,LTD
・第1刷発行 2017年3月27日
トラぺジウム 乃木坂46 高山一実
二作続けてアイドルグループからのおすすめです。
実は私は、アイドルやバンドマンが結構好きでよく音楽を聴きます。
なのでいつかのタイミングでおすすめのバンドとか今年絶対に売れるであろうバンドなんかを紹介していきたいなと思っています。
話は少しそれましたが、この作品もアイドルを題材にした作品ですが、少しテイストが違うくて、東ゆう、という一人の高校生を主人公にして、物語を書いています。
アイドルがアイドルを目指す主人公を描くことで、リアルさと物語としての読みやすさの両方がとても伝わってきます。
・ページ数 237ページ
・出版社 KADOKAWA
・第1刷発行 2018年11月28日
人生を変えてしまうほどの、恋をした カフカ
人生を変えてしまうほどの恋。してみたいですね。
この本を読んだら素直に綺麗な心を持っていたあの頃に戻れる気がします。
中には、名言のようなものがいくつも書かれているのですが、その中で一つだけ、とても心に刺さった名言を紹介していきたいと思います。
こころは簡単に壊れてしまう時があるから
自分の手で守らなくてはいけない。
何かをすることよりも……
たくさん描きすぎるとネタバレになってしまうので、この続きが気になった方はぜひ購入して読んでいただければと思います。
この本を読み終えて、今までの人生であった苦しい経験や悲しいことが、救われてどこか気持ちが軽くなりました。
・ページ数 207ページ
・出版社 KADOKAWA
・第1刷発行 2020年2月24日
最後に・・・
最後にエッセイというジャンルを読むにあたって大切にしてほしいことがあります。
エッセイとは、作者の人生、考え方、感じ方が詰まっているものです。
もちろん作者の人生が全て詰まっているわけではありませんが、作者にとって大切な時間を切り取った作品で簡単にできることではありません。
エッセイだけでなく、小説や他のジャンルもそうですが、特にエッセイを読むときは作者やその作品を作った関係者に対する敬意を払って読むようにしましょう。